2007年4月ニューズ

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2007年4月30日 ・
プールに水を入れました!

やっと、本日水をいっぱいにしました。

水は縁から溢れ出して、きれいな「バニシングエッジ」になりました!

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2007年4月24日 ・
ガラスモザイク取り付け

今日はモザイクの取り付けを行いました。
箱を開けると、裏面の薄い和紙で固定されているカラフルな海の生き物が出てきました。春の日差しの下で、キラキラと輝くその姿を見ると、魚釣りから帰って来たような気分になりました。

専用の接着剤で壁面に付けると、細かなモザイクタイルがしっかりと埋め込まれるように叩いていきます。
10分後、表面を刷毛で湿らせた後、丁寧に和紙を剥がしていきます。

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2007年4月23日 ・
足場を外しました

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プールの仕上げ

ジャグジーのエッジを(お庭の塀と統一をさせて)川石で作りました。
配管を隠すために、下部を半割りしましたが、そとからを見ると全く分かりません。

プールの中から見るとタワーの様です。

070423-jacuzzi-tower.jpg

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2007年4月17日 ・
ガラスモザイク


昨日、モザイクを製作中の工房へ行って来ました。
絶妙な色ニュアンスに微妙なグラデーション、反射するガラス同士のコントラスト・・・ずっと眺めていても飽きません。

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2007年4月 4日 ・
神戸港リノベーション・はじめに


神戸港再生

Renovation ・ Connection ・ Action

神戸港は日本初の国際港として歴史を重ねてきました。
しかし、時代の変化や阪神淡路大震災などの影響により、神戸の港はかつての賑わいを失ってきています。

これまで海沿いは、工場や物流倉庫などの開発が進んできたため、一般の人々が海に近づくことが難しくなっています。
また、国道43号線が南北を分断しているため、海に近づくまで、行きかう人が少ないのが現状です。

この提案は、港ならではの既存資源を活かしながら、港町に誇りを持って、海を身近に感じ、街を楽しむことのできる空間の創出を目指したものです。


神戸港リノベーション・コンセプト

Location

阪神高速道路、国道二号線、ポートライナー、入り組んだジャンクションの目立つ、神戸税関前のエリアを拠点としたリノベーションを提案します。

このエリアは、交通に関しても、物流に関しても、また、海と山をつなぐ意味でも、神戸の街にとっては重要なエリアとなっていますし、広いエリアの更正プロセスを起こす力がある場所だと考えています。
また、シンボリック効果が高いため(神戸は日本初の国際港)、この提案が、他のウォーターフロントのリノベーションのために参考になると考えています。


Renovation=再生

「ただ保存する」より、このプロジェクトは古い建物やインフラを「再利用」する提案です。
ミイラのような建物ではなく、刷新により、新しい機能、新しい見方を吹き込むことが目的です。

Connection=結合

この言葉は、私たちの、民主主義、エネルギー、文化的な豊かさを表現しています。
違う民族、文化、地域、スケール、時代、アイデア...など、さまざまなエレメンツの結合を狙っています。

Concept

見た目的に、物理的に「町と港」を結合させるということがこのプロジェクトの目的です。
シンボリックなモニュメントを道具として、4つの提案を行います。
「4」にもシンボリックな意味合いがあります。
例えば春夏秋冬の4シーズン、錬金術の土火風水の4エレメンツなどです。

具体的な提案は以下の4つです。
・緑のプロムナード:廃線された鉄道を哲学の道にコンバージョン
・赤いキリン:ガントリングクレーンのエレベーター
・青いコンテナ:多目的スペースとして使用できる地域のサービスポイント
・黄色のウォーターバス乗り場:気軽にのれる小型船のステーション


Monument

神戸モニュメントモニュメントには、機能を持ちながら強いシンボリック効果が含まれています。
参考にレンゾ・ピアノの1992Expoの際に行ったジェノバ港の再生があります。
古いテコからのインスピレーションである「ビゴ」。
とても力のある目印です。
直接、近接する建物を変更しなくても、対話により周りのまちなみに変化を起こしています。
モニュメントを利用する際、建物スケールと、都市スケールのバランスは大切なのです。



神戸公園 この写真は、フランス・パリの「ラ・ヴィレット公園」の印象的なフォリーです。
公園には、たくさんの赤いフォリー(風変わりなもの)が点在しています。
建物の形、機能はそれぞれ違いますが、すべてを赤い色で統一していることによって、つながりやコントラストがハッキリします。
アーバンスケールでコンセプトを伝えるために、この「フォリー」の基本アイデアを参考にしたいと思います。


神戸ハーバーランド これは古い葉書です。
海から神戸の港にアプローチする写真です。
リタッチによる、カラフルな色が建物に着けられています。
この、緑、赤、青、黄色の原色をキーワードとして使いたいと考えています。

Memory

モニュメントを使って、記憶に物理的な形を与えることができます。
記憶は、目に見えてくると、昔、現在、そして未来につながることができると考えています。


緑の線路

自転車専用道

線路跡を開放し分断された緑をつなぐ

1904年~1907年に国鉄の臨港線(3.4㎞)は、新しい東灘駅(元灘信号場)と港駅(元小野浜駅)と共に建設されました。
この路線は、神戸の発展のために際せつな役割がありましたし、兵庫区の和田岬線のように町と海をつなげました。
しかし1980年頃から徐々に縮小され、2003年には廃止されることになりました。
現在、国道2号線の上に高架橋が残っており、岩屋のあたりに、数百メートルの線路がフェンスに閉ざされて残っています。
灘に向かう部分は、マンション地域として開発されています。
海に向かう部分(国道43号線沿い)は、人が歩けないグリーンベルトになりました。
旧港駅の跡地に大きな公園(みなと公園、現在開発中)は2010年開園予定です。

このプロジェクトで、臨港線の100周年記念のために、緑のプロムナード(散歩道+自転車動)をつくり、町と海のつながりを、より深く、より強固なものにしたいと思っています。
これは、結果的に「緑の肺」である王子公園と、新みなと公園を生き返らせるつながりになります。

昔のように、この線で動いていた自慢の8620形蒸気機関車、古い列車など柔軟にこの鉄道に配置をし、公の施設(公衆トイレ、カフェ、休憩場、展示場など)として使えます。これは鉄道の博物館を作る計画ではなく、地域の歴史と深いリンクのある機能的なサービスを作る目的です。


赤いキリン

red-sketch-final.jpg

街と海をつなぐ桟橋

2006年に開発された摩耶ふ頭は、日本初のコンテナターミナルです。
この、現代的な輸出のやり方で、大型、小型を問わず幅広い船が利用し、コンテナを効率的に移動させるには巨大なクレーンが必要になります。
この「ガントリークレーン」は45mのスパンがあり、高さは100mまで昇降できます。

ポートアイランド、六甲アイランドの建設で、このガントリークレーン(見た目は大きなキリン)は、神戸風景の特徴となりました。
しかし、震災により破壊され、不景気によりたくさんのキリンたちが委譲されて、港は再開発されました。

神戸の特徴的な点景であるガントリークレーンを再利用し、神戸公園とみなと公園をつなぐ桟橋として2つの兄弟キリンを提案します。
2号線との交通と高架橋の物流的な障害を越えて、このツインキリンは「豊かな歴史自慢」「未来向き」の神戸のシンボルとなります。


神戸設計提案

港らしいCity Gateと、高さ40mのプロメナードかた眺望を楽しむことができます。
港町ならではの空中散歩の楽しみ方です。


青いコンテナ

blue-container.jpg

人と人とをつなぐ多目的交流スペース

都市再生プロジェクトの目的は、港のエリアに元気を取り戻して、この部分の利用者を増やすことです。
そのために、新しいユーザーのためのサービスを整える必要があります。

設計コンペ

写真のトイレは、実際にこのエリア内にある公衆トイレです。
このトイレをぱっと見た感じ、古くさい、小汚い、というイメージがありますが、実にシンプルで機能的なデザインです。
新しいユーザーのためのサービスのひとつとして、この公衆トイレの建物をそのまま残し、新たに機能を付加することで、多目的スペースとして提案します。


今あるものを再利用する。
そこで目をつけたものがコンテナです。
コンテナは、神戸ビエンナーレのアートコンテナや、ノマディック美術館などのクリエイターのインスタレーションとしても使用されているアイテムです。
コンテナには、港というこのエリアの歴史を思い立たせる、国際的な文化交流のシンボルでもあります。


コンテナは、既設の建物の上に組まれた鉄骨のフレームの上に乗せられていて、階段でアクセスすることができます。
既設の公衆トイレと、コンテナを組み合わせて新たなスペースをつくりだし、小さなコミュニティセンターのように、観光案内や、展示スペース、休憩場所として地域サービスの拠点とします。


神戸港設計


 


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