2005年6月ニューズ

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2005年6月 5日 ・
大阪市帝塚山・プレゼン

お施主さんが事務所に来られて数ヶ月経ち、相談を重ねる中、幾つかの建設候補地の中から、素敵な四角い角地を購入されました。いよいよ本格的な計画の始まりです。 計画の核となるのは中庭に面したL字型のリビングダイニングです。寝室などの夜のゾーンは一つ上の階、吹き抜けに面してあり、更に上に上ると大きな気持ちの良いルーフテラスに出ることが出来ます。外観のイメージはカラフルで曲面の壁、そしてガウディのグエル公園のようなモザイクタイルの装飾です。

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2005年6月 2日 ・
ホルムアルデヒド

最近シックハウスの問題が関心を集めています。ホルムアルデヒドやトルエン・キシレンなどの有害成分が、入居者の健康を害する問題です。ひどいときには入居者が化学成分過敏症などになって、ほんの少しの有害物質にも反応してしまうようになり、引っ越したり家を建て替えたりすることまであります。
もちろん私たち建築に携わるものは、十分それを考慮して、合板などは☆☆☆☆(フォースター)という、大変ホルムアルデヒドの少ないものを選んだり、クロスの接着剤は全くホルムアルデヒドを含まないもの、フローリングは無垢材、と言う風にしています。
でも油断大敵、どこに潜んでいるかわかりません。例えば無垢材のフローリングは接着剤など全く使用していないので安心だと思っていても、船で運ぶときに防腐剤をたっぷり振りかけていたりすることもあり、日本に入ってからは検査もされずに安心だと信じられて使っていたりします。また、家具屋さんもはがれなどのクレームを恐れて強い接着剤を使っていることがあります。
また、竣工後、換気をしないで締めっきりにしていたりすると、少しずつでもホルムアルデヒドが空気中に発散され、1ヶ月もすると基準値をオーバーすることだってあります。そこへ引っ越したら大変。
この対策として、特殊な薬液(天然成分だけでできている)を吹きつけ、有害物質を分解してしまう方法があります。確かに効果があります。一週間で半分以下になるほどです。効果は半永久的なものなので、有害物質は時間がたつほどに少なくなります。
もちろんこれは対症療法のようなもので、根本の原因を究明することが大事ですが、これがなかなか大変。一つ一つの建材を試験機関に調べてもらうのは大変手間とお金のかかることです。でも時間を掛けてでも本当に安全な建材を見極めていかなければなりません。
それと竣工後の室内空気の検査は、やっぱりお勧めです。
あと、換気は良くしましょうね。建築基準法では24時間中の換気を義務ずけています。

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