まちなみ

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建築家役割・2

    建築家の存在 -Ⅱ

    建築家は 建物のトータルコーディネーター
    家を建てるにあたって、クライアントの「思い」や「条件」は建築家に伝えられます。建築家は、その「思い」を 整理・解釈し、「条件」を確認します。そうした上で、自らのデザイン感性や手法を駆使し、最適な材料、 最適な施工者を選択し、クライアントがおかれている条件の中で、最大限の成果が得られるよう努力します。 常にクライアントを出発点として創られる家は、建築家というトータルコーディネーターによって最適化され、 人の個性と同じく世の中に一つしかない価値ある財産となるわけです。

    建築家は コンサルタント
    家に関わるプロは星の数ほどいて、大小含め、あらゆる組織が存在します。組織は大きくなればなるほど「個人」 という視点から遠ざかり、「家を建てたい人」の「思い」や「条件」を十分にくみとれない場合もあります。 大量に商品として家を売ろうとするあまり、必ずしも「お客様」に合わないものを押しつけてしまうことも あるかもしれません。
    一方、個人としての活動を主体とする建築家は、一定の組織や利害とは一線を画し、中立的な立場で家に関わって いくことができます。クライアントからの相談に、しがらみのない観点から応えるコンサルタントとしての役割を 担っているのです。お互いのコミュニケーションが密であればあるほど、精度の高い結果を導くことができるでしょう。


チームワーク

 

チームワーク

良いチームワークは良い建物を作るための最善の道です。私どもはデベロッパー、不動産会社、建設会社、他の設計事務所,地域の様々な団体と協力して仕事をする機会があることを望んでいます。また対処が難しいお客さんを抱えている時なども遠慮なくご相談ください。

私どもはこんなことが出来ます:

  • プロジェクトのコンセプト作成
  • 開発計画
  • 戸建、マンションの基本計画
  • リフォームの間取り提案
  • 専門家よりの照明計画
  • 3Dレンダリングによるプレゼンテーション
  • カラーコーディネイト
  • 内装設計
  • オーダーメイドキッチン設計
  • 家具設計
  •   トリーニのスケッチ
    やこぽ トリーニによるスケッチ。 お客さんの生活スタイルに合わせた温かみのある提案をスケッチで分かり易く説明。

    高性能の3Dレンダリングソフトを使ったプレゼンテーション。コンピュータで作った画像には好き嫌いがありますが、一般の方に分かり易く、設計意図を説明しやすい道具です。


    基本プランニング

     


    良いアイディアから始まる

    デベロッパーや建設会社の場合、実施設計や監理は自社で行いたい場合もあります。そのような時には、私どもは、間取り(1:100 平面図)立面図、断面図といった基本計画を行い色々なアドバイスをしていくような仕事のやり方をします。

      ノーマル建売の計画

    個性的なレイアウト
     

    外観・カラーコーディネート

     
     

    カラーコーディネート

    建物のファサードは建物の個性を強く表します。私どもは色々な材料、例えば、塗り壁、杉板、石、レンガ、タイルを割ったモザイク、その他新しい材料も使って、ファサードを構成することを提案します。特に強い色を用いた塗り壁の外壁は人気があります。

    ○ ファサードはお客様の個性を明確に表現します。

    ○ 注意深く計画されたカラーコーディネーションは建物の形状や立地に隠された欠点もうまく覆い隠して良いものにしてくれます。

    △ 特に強い色を使うときはとても神経を使って配色します。

    私どもはスケッチやサンプルを用いて、カラーコーディネートし、お客様に直接お示しして、お客様のご要望に沿った建物を設計します。

      彩色したスケッチやパースで、複数の提案を行い、お客様とご相談しながら決めていきます  
       

    まちづくり


    まちなみづくり

    新しい「街づくり」を考える場合、道路や公園、集会所などの公共施設を、整然と統一的に構築するだけでは生きた街づくりにはつながらないと思います。立派な施設や道路を作っても、 区画された個々の敷地に不都合があったり、街のことを考えずに建物が乱立したのでは当初の理想とかけ離れた結果を生むでしょう。

    ドディチ・ドディチの関心事は、「まちなみづくり」です。 マクロな視点から街を捉えるのではなく、そこに作られる住宅や店舗そのものに着目し、 それらと街の良い関係を考えていきます。公共空間だけが公共なのではなくて、 そこに暮らす個人がそれぞれ公共性を持っている、ということを認識することが大切です。


    まちなみづくり
    Buranoの家
    窓枠のデザイン-Buranoの街では、建物の窓枠が厚く作られています。これにより外観にアクセントが加えられ、 それぞれの家に繰り返されることで一定の景観を生み出します。
    Buranoのまちなみ
    Burano島の街並み-住宅の外観のパーツ毎の色彩を上手に計画することで、 バランスのとれた長持ちするデザインとなるのです。

    新しい都市計画


    新しい都市計画

    私達には、戸建て開発のコンサルタントとしての経験があります。私達の提案は、効率と居住性との最適なバランスを目的としています。
    "New Urbanism"や"Architecture of Community"などと国際的に知られているトレンドを取り入れ、私達は今日の車を中心とした文化を超えた新しい町のモデルを提案しています。
    インターネットで生活も変わりつつあり、私達に必要な都市空間は今までと同じではありません。

    同じ用途の集中による効率化のメリットが薄くなり、空洞化などのデメリットが目立つ今日の状況に対しては、住居や商店など複数の用途での土地の混在利用による活性化を推進する必要があります。
    さらに、画一的な土地の分割(例えば碁盤の目のような)による住宅開発をやめ、その地域の形状や利用の側面から、適切な道路配置を含めた敷地確保が必要と考えています。
    例えばカーブした敷地にはカーブした道路と無駄なく分割配置された個々の敷地を確保すれば、車は速度を落として通行し、視覚的にも奥行きを持った町が生まれるでしょう。

    スタジオ・ドディチは、コミュニティにとって意味のある、デザインコーディネーションを考えた開発計画のコンサルティングを行います。


    泉の広場

     
    ミラノガレリア公共プロジェクト
    公共物は多くの人々の日々の習慣にインパクトを与えるという点が重要です。結果に注目することは重要ですが、プロセスもまた同様です。 都市の修復に成功すれば、その利用価値と近隣の実質的な財産価値を著しく高めることができます。
    このプロジェクトは、姉妹都市であるミラノとの友好関係を祝福するためのモニュメントを創ろうという大阪市の計画に基づくものです。そのため、この広場のフロアはミラノのガレリア・ヴィットリア・エマヌエレと似せています。1901年のガレリア建設に参加した業者が今回モザイクフロアを手がけました。
    泉 私たちはミラノの歴史風土が肌で感じられ、かつ大阪のコミュニティの顔となる"もう一つのガレリア"を創り上げるべくプロジェクトを進めていきました。 スケールや材料のコーディネーションを的確におこなってデザインを決定し、イタリアの工房にて詳細な施工図と、個々の部材の製作が行われました。 現実に即したデザインと熟練した本場の職人の手によって、遠く離れた現場でも施工がスムーズに進められます。 私たちのノウハウによって、この現場作業は墨出しから1週間で完成へと至りました。
     
     
    炭だし 大理石外周 モザイク

    泉の広場・施工

    このフロアは4種類の大理石750枚と数え切れない程のモザイクからできています。
    工房では大理石のウォータージェット加工によるプレカットと、モザイクを組合わせた装飾パターンの製作を行ない、 現場へ搬送します。現場ではこれらを正確に組合せることで、手の込んだ美しいフロアを生み出すことができるのです。
    私たちによる、デザイン>工房>施工>完成に至るトータルコーディネーションは、ホテルのロビーなどの演出にも最適です。